空き家対策事例:部屋数の多い古家
終末期を迎えたご高齢者を専門に介護し、看取るための「看取りの家」を新たに経営希望。
希望条件は、交通アクセスは不便でもよいので、部屋数の多い住宅をご希望。
当方の案件であった、空き家をご紹介することが出来ました。
空き家相談センターは、各分野の士業や専門家が集い、空き家問題を総合的に解決するために結成されたNPO法人です
法的な公道に接面していないため、売却困難であった不動産です。
建物全体がツタで覆われ、建物にも雨漏りなど多くの損傷がありました。
引き取り手が居ないため、無料でもいいから引き取ってほしいとのご相談。
結果的には数百万円で賃貸経営者グループである「ドリーム家主クラブ」の会員さんに売却。ご購入者は建物をリフォームの後、賃貸物件として保有されることとなりました。
行政等と当センターが協力し、地域の空き家対策の担い手 (空き家対策支援員)を育成してゆく仕組みを作り上げ、段階的に全国に展開してゆくためのモデル事業です。
全国でも先進的な取り組みを続ける当NPOの事業が国土交通省に採択されました。
これは2016年に続き二回目で、あらたな空き家対策の担い手を作り全国に組織して行く礎となる事業です。